2021.04.23

 快晴、少し肌寒い

 七時半ごろに起きる。今日も猫が餌の時間になるとベットに乗ってきた。午前中、注文していたスポットライトが届く予定だったのでキワマリ荘に早めに向かい掃除なんかをしていた。届いたスポットライトを設置してしばらくすると有馬さんが来たので、個展の作品について少しだけ話す。設置された映像の中に文字があると空間に方向性が生まれるという話をした。映像に使われている詩は別に展示するのもありかもしれない。そうすれば全体的に純度は高くなる気がする。すべてこれ以上引けない状態。ただ、純度だけを求めるのもなにか違う気がするのでしばらくこのままにして反応を見ながら今後の展開について考えようと思う。


残念ながら一部のフェミニストから私は「敵」扱いされています。というのも、4B運動の中でも特に主張がラディカルな人達は、トランスジェンダー女性や異性愛女性の排除にまで進んでいることがあるんです。私のように、男性パートナーがいてトランスジェンダーの友人がいる人は、SNSで攻撃されます。結婚はしてないんですが、「既婚者だ」と誤解されて中傷されることすらあります。これは何もフェミニスト間の話ではなく、社会のいろいろな物事に関して、意見が分断されてしまっているからだなと思います。自分が聞きたいことを話す人だけをフォローする傾向も強いです。  (1)

ブロックもしないけど、反応もしないです。自分と違う立場の人にも、過去に個人的なつらい経験があってそういう考えにならざるを得なかったのかもしれない。でもインターネットだと個人が押しやられて「集団」的に捉えられてしまう。難しいですよね。どんな立場の人からも、私は「はっきりしない人」だといつも怒られます。「あなたは力にならない」とも「あなたは甘い」とも言われる。いつになってもはっきりすることはないと思う。それでも私はまだ、いろいろな「集団」のなかの1人ひとりの人生を想像してみる時間を持ちたい。(2)

 

 どっちつかずの態度表明は無責任なのか、それは立場を表明する責任からのがれている甘えなのか。それはずっと考えている。 

 


(1)(2) Lang Lee 「イ・ランが語る、アーティストの「仕事」と断る「仕事」2021.02.28 https://tokion.jp/2021/02/28/lang-lee-takes-or-turns-down/

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