2023.09.30



2023.09.29





2023.09.29_日記

日陰で冷たい風に吹かれながら地べたに座っていると眠気に襲われる。昼寝をするための気温だ。休憩時間は午前と午後の30分とお昼の1時間で、そう思ったのは午前の30分の休憩中だから、昼寝をするほどの時間もなくて、読みかけの本をパラパラと読んで休憩は終わってしまった。午後は別の現場へ行きひとりで作業。

2023.09.28


2023.09.28_日記

ひとりで寺の中庭の手入れ。最悪なことに虫除けのスプレーを忘れてきた、少し遠いコンビニまで歩いて買ってきた。今年は蚊の量が多いと数日前のニュースで観た。ニュースでは一度に40カ所も刺された男性が取り上げられていた。なぜそんなに刺されたのだろうか。さすがに40か所も刺される前に気がつきそうだし、なにか対策を施すような気もするが、とにかく今年はそれくらい蚊が多くて、寺の中庭も常に蚊がまとわりついてくる。

2023.09.27



2023.09.27_日記

彼女が飲み会で仙台駅の方へ行くというので、駅まで一緒に行った。特に用事はなくて適当なカフェに入って日記でも書こうと思っていた。コンセントが使える場所がスタバしかなかったので(あるのかもしれないが探すのが面倒だった)、アーケードのなかのスタバでスマホを充電しながら日記を書いた。途中トイレに行こうと席を立つと「故障中」の札が貼ってあり、レジで会計するときに行ってくれよ...と思いながらしょうがないので店を出て近くのトイレに行った。空腹感があったので、マックに入りスパビーのセットを頼み、食べながら「スペインの宇宙食」の続きを読む。飲み会が終わった彼女から、何処かに呑みに行こう、とラインが来ていたので、タンバリンへ行った。タンバリンへ向かう途中、アーケードとアーケードの間にある横断歩道で信号待ちをしていると、下水のような悪臭が漂ってきた。雨上がりだからだろうか、何処か見えない場所で悪臭を放つ水が蒸発して空気中を満たしているような気がして気持ちが悪かった。タンバリンについて白ワインを注文すると、フランスの白ワインが出てきた。グラスを顔に近づけると、嗅いだことのある匂いだと思い、それがアップルジュースの匂いだとすぐに気がついた。アップルジュースのような香りの白ワインだ。2杯だけ飲んでタクシーで帰宅。

2023.09.26


2023.09.26_日記

やはり日記は毎日書かないと意味がないなと思った。あと3年くらいは書いてみよう。つまり30歳になるまで続ける。Workflowyに書き込んでいる日々の雑記のようなメモも日記と言えば日記なのだがそれをそのまま日記として公開するという感じにはなれない。

菊池成孔の「スペインの宇宙食」を読む。少し読んでみて日記なのか、エッセイなのか、私小説なのかわからない不思議な感覚を抱いた。リズムが良くて読んでいて気持ちがいい。

2023.09.25

2023.09.25_日記

お寺の植木の手入れ。先週から蕾みのままだった彼岸花が少しずつ開花し始めていた。

寝る前に食器を洗って、洗濯物を干す。洗っていない食器を洗ったり、溜まっている洗濯物を洗って干したりするといつもよりよく寝れるような気がする。エネルギーが適度に消費されて、覚醒した意識が少し静まっていくような感じ。

2023.09.24




2023.09.24_日記

ギャラリーで在廊。午前中はひどい二日酔いでダウンしていた。 

2023.09.23

2023.09.23_日記

家を出ると肌寒くて、秋だ、と思った。少し涼しくなるだけで身体の動きが違う、それくらい今年の夏は暑かったし、本当に終わるのだろうか、四季はなくなったのだろうか、と思ってしまうほどのものだった。来年はより暑くなると知り合いが言っていて、まじかよ、と思ったがあり得なくはない。小学生の頃に30℃を超える事なんてめったになかった気がしているのだが記憶違いだろうか、30℃を超えるとそれだけでニュースになっていたような記憶がぼんやりとある。

快速電車で石巻へ。松井さんが監督した「私だけ聴こえる」というドキュメンタリー映画の上映会。「コーダ」という耳の聞こえない親を持った、聞こえる子供を対象にしたドキュメンタリー映画だ。自主上映会を初めて企画者側で経験した。上映はお昼頃から3回やった。スクリーンでこの映画を観るといつの間にか表情に目が行っている事に気がつく。ろう者の親とろう者ではない子供のコミュニケーションの微妙な距離感が表情に出ている。手話言語が表情を言語として使っていることもあるだろう。コーダの少年少女はろう者と聴者の間の存在として、自らのアイデンティティのよりどころのなさに悩まされている。生きる世界は聴者の世界だが母語は手話言語だ。つまり、聴者の世界で生きている間は母語の外へ出なければいけない。アイデンティティの不確かさと母語の外での生活が彼(彼女)らにのしかかっている。観ていて感じたのはアイデンティティを明確にすることへの強い欲求があることだ。コーダという中間の存在者としての世界を確立することへの欲求。難しいのはアイデンティティを確立すれば、その枠から漏れ出す人が出てきてしまうことで、そこから漏れ出した人がまたアイデンティティを確立しようと躍起になるという循環が生まれることだ。個人的にはアイデンティティはその時々で変わっていくと考えているので、確かな枠組みとしてのアイデンティティを求めるという価値観の違いを感じながら観ていた。

夜は近くの銀河というお店でジンギスカンを食べて打ち上げをする。その後、グランドホテルの浪漫亭へ行って解散かと思ったが、守さんと朝までバーで飲むことになった。寝て起きると強烈な二日酔い。やってしまったと思いながら風呂に入って在廊のためにギャラリーへ行った。

2023.09.22


2023.09.22_日記

曇り。少し肌寒い。

2023.09.21

2023.09.21_日記

朝から雨だった。撥水性能がなくなってしまった合羽に防水スプレーを吹きかける。これで本当に撥水性能がよみがえるのかはわからない。ドライヤーで熱するのもいいらしいがそれはまだ試していない。素直な文体ってなんだろうかとふと思った。文体を気にしていない文体だろうか。最近、新しくはじめるスペースの名前を考え続けている。まだこれにしようというものがない。 

2023.09.20

2023.09.20_日記

仕事の休憩中にゴダールの本を読む。読んでいると作りたくなる。いい文章だ。

 私の三本の映画は、結局のところいつも同じ主題を扱っている。わたしの主人公は、ある考えを抱くとその考えを徹底的に進もうとする。
 わたしが好むのは、日記の原理である。たとえば、わたしが小説の構想をねっているとして、その間の私の生活……いわばその二週間のわたしを映画にしてみたいと思う。それでいい。
 わたしは小説を書こうとする、書き上がるかどうかはわからない。ともかくそれは、小説を書こうとしている間のわたしの生活であり、わたしが見たり話したりする人たちであり、小説を書こうとしているわたしの姿である。わたしは小説を書くにはどうしたらいいのかをサルトルにききに行く。彼とインタヴューする……というぐあいだ。

ジョン・コレ「ゴダール」竹内健訳 、三一書房、項116

2023.09.19

 

2023.09.19_日記

使っていた足袋がボロボロになりすぎたので、ホームセンターに寄って新しいものを買った。ついでに掃除用品を買って、スーパーで夕飯を買った。家に帰ると頼んでいたゴダールを特集した本が届いていた。「哲学と冒険」というテキストを読みたくて買った。

2023.09.18



2023.09.18_日記

15時過ぎから雷が鳴り始めた。庭の手入れをしていた高台の家から空を見上げると少し遠くに黒い雲が浮かんでいて、空の半分を暗くしていて、その雲がこちらに流れてきていた。30分くらい作業していると、ザザーという音がし始めて、少したって雨が屋根に落ちる音だと気がついた。まだ高台に雨は降っていなかった。高台から見える家の屋根が雨に濡れて、雨に濡れている部分が少しずつこちらへ近づいてきて、しばらくして雲が真上にくると霰がふりはじめて雨に変わっていた。作業ができないほどの雨だったので雨宿りして様子を見て雨が弱まった瞬間をねらって作業を終わらせた。帰りの車のなかから遠くへ流れていく黒い雲を見ていると雷が光った。

2023.09.17




2023.09.17_日記

新しく始めるスペースの名前を考える。できるだけシンプルなものがいいのだが、思いついたものがすでにあったりするので難しい。もっと気軽に考えてもいいのかもしれない。造語的な方向性とシンプルな単語を使う方向性があるがどうしようかと迷っている。

SoftRibさんが企画した怪談イベントに配信の手伝いで参加した。満員になっていてよかった。キワマリ荘でもっとこういうイベントをやってもいいなと思った。

2023.09.16

 



2023.09.16_日記

久々に火星の庭へ行った。大江健三郎の古本を一冊買って、ガトーショコラとブレンドコーヒーを注文。ガトーショコラと添えられたクリームの甘さが控えめでとてもよかった。欲しい本がいくつかあった。一気に買ってもすぐには読めない。また来たときにでも買おうと思った。コーヒーを飲みながら日記を書いた。

2023.09.15



2023.09.15_日記

仕事の帰りに自転車に乗りながら信号待ちをしていると道路の真ん中に大きめの木の枝が落ちていた。植木屋が通った跡だ。周りに同じ種類の木が見当たらないからトラックの荷台に積んだ木の枝がなにかの拍子に落ちたのだ。帰り道の途中にある酒屋に寄って微アルコールのビールを買った。夕飯をどうしようかと迷いながら、なんとなく出前館のアプリを開いてみるとピザの半額セール中らしく、夕飯はピザにしない?と彼女にメニューの写真を送った。いいよ、と返信がきたのでピザのトッピングはなにがいいのかを聞いてアプリで注文した。彼女が前にお土産でもらったスパークリングワインを飲む。この手のものは飲みやすさの割にアルコール度数が高いのでつい飲み過ぎてしまう。案の定、飲み過ぎてしまった。

2023.09.14

2023.09.14_日記

高台の住宅地の家の庭の手入れをした。かなり大きい家が並んでいて、最近の同じ見た目の家が並んだ集合住宅地とは少し違った雰囲気だった。高台の法面には葛が生い茂っていて緑一色になっていた。葛は繁殖力がすごくて、成長すると茎も太くなり、根もしっかりと張るので取り除くのが大変で、もしこの法面の葛を取り除くことになったら大変だろうなとおもった。葛じたいは幼い頃から見慣れているし、葛に覆われた風景は嫌いではない。繁殖すると管理がやっかいで、あまり好まれていない印象ではある。高台を写真に撮りたかったがカメラは持ってきていなかったから、また今度ここにきて写真を撮ろうと思った。

1ヶ月分の写真で写真集を作るシリーズを今月から始める。タイトルは「diurnalis」になる予定。1ヶ月ごとに区切りながらまとめていくつもりだが、いくつかのバージョンを作ってみるつもりでいる。今まではサイトにアップしていくだけだったので、写真集にまとめるのは楽しみでもある。日ごとの出来事の集積。それを12ヶ月分作っていく。

2023.09.13


2023.09.13_日記

今日は6時50分までに事務所に行く必要がある、となぜか思い込んでいた。夢のなかでそんな描写を見たせいかなと思っていたが違った。昨日、現場に手伝いに来ていたおじさんに、いつも家を何時くらいに出るのか、と聞かれて、それに6時50分くらいですかね、と答えた記憶をなぜか今日の出勤時間だと勘違いしていたというか、どこかでそのワードが出たという曖昧な記憶が浮上してきて、その出所がはっきりとしないせいで、出勤時間が6時50分かもしれないという思い込みを強めたのだと思う。よく考えればそんな時間に出勤するはずもないし、そんなはずはないよなという考えが頭の中にあったが、曖昧な記憶に引っ張られてそう思い込んでしまった。こういうことがたまに起きる。仕事の帰りに彼女から今日の夜は中華の出前をとらないかと連絡がきていたので、いいね、と返信した。家に着いてからなにを頼むかメニューを見ながら決めた。角煮ラーメンが気になったのでそれにする。注文した品が届くと、明日の早朝に食器を回収するので早めに外へ出しといてくださいと店員がいっていた。

2023.09.12


2023.09.12_日記

ひとりで草刈りの作業。ほとんど何も手入れをされていない空き地のような場所で、葛や蔦類が繁殖し放題というような状態だった。草刈りをしていると茂みの中からバイクのエンジン音のような音が聞こえてきて、蜂だなと思ったらスズメバチが大量に出てきて一旦車内に避難した。4連休明けでの仕事のせいか、それとも今日の現場のせいか、身体を少し動かすだけで鼓動が速くなり、息が上がってしまった。あるいは疲れているだけなのかもしれない。生えていた蔦は2種類あって、ひとつがヤブガラシという蔦植物だった。木の上を覆うように繁殖して日差しを遮ってしまうことでその木を枯らしてしまうことがあるらしい。だからヤブカラシ。もうひとつの小さな白い花を咲かせていた蔦は調べてみたけど似たようなものしか出てこなくて、結局わからなかった。無事に作業が終わり帰宅。

2023.09.11






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