2023.08.14_日記

朝ご飯を食べるためにジョイフルへ行く。店内は席数の多い空間と少し奥まった場所にある席数の少ない空間に分かれていて、いつもは席が少ない方の窓際に座っている。普段から色々な客層がいるが、今日はタトゥーの入った女性となんだか落ち着きのない若い男性の二人組が座っていた。男性の方はいちいち大きな声で喋っていて、何が面白いのかわからない話を永遠としている。女性はその話に合わせて笑っていた。注文していたモーニングセットを食べている間に二人は帰っていった。ドリンクバーでコーヒーを入れてこようと思い席を立ち、さっきまで二人の座っていた席の横を通ると、グラタン一皿がほとんど手を付けられずに置いてあった。この無駄さ、何かが余りきっている感じが少し前までここに座っていた男の声や仕草のようだと思った。注文するという行為だけがなされ、行き先もなく取り残されたグラタンだけが置いてある。読めていなかった「カフカ-マイナー文学のために」をパラパラと読み進める。
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