2023.07.09_日記

 “記憶が保持するのは、出来事の内容だけではない。その出来事を包む前後関係、人生全体のなかで占める位置、そうした「諸記憶間の関係」に由来する情報も、色合い・ニュアンスという質表現に変換して、関係項である記憶の一つ一つが保持している。実際、想起イメージは「過去の全ての出来事を輪郭と色彩、時間上の場所と合わせて書き出す」と言われるのである。私たちの解釈では「日付」とはこれのことだ。”
平井靖史 「世界は時間でできている」 青土社出版 項183

人生とは常に途上であり、過去はなおも現在である。

丸善で平倉圭の「ゴダール的方法」を買おうと思い店頭に行ったら在庫がなくて、諦めて店内をうろうろしながら本棚を眺めていると、金原ひとみが編集した「私小説」という本があり、前々から気になっていたのでパラパラとめくりながら中身をみてそのまま購入。夕飯に作る予定だったタコライスの材料(主にサルサソースを作るためのトマト、タマネギ、ピーマンなど)を最寄りのスーパーで買って帰宅。
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